日本ボクシング連盟の事件、あなたの会社でも同様なトップがいる


日本ボクシング連盟の事件

山根元会長の一連の報道 、補助金の不正流用、審判不正、暴力団との関係と、びっくりするような内容ばかりである。
権力が集中することの弊害だろう。

同様の図式は日本国内にたくさんある

自民党の安倍さん、日大の田中理事長、日本ボクシング連盟の山根元会長と、組織が一強になると、周辺には、イエスマンしかおかず、自身は、お山の大将、裸の王様となる。なんでも、自分が決められると錯覚しだして、思いつきで、指示をだす。
周りは、イエスマンばかり、イエスマンたちは、思いつきの指示を忖度して、国民や、組織末端に、過大な負荷をかける。
思いつきなんだから、スルーしておけばよいのだ。本人たちは、おぼえていないのだ。

会社もトップ一強だ

一強の図式は、会社でも同じである。組織のトップが、会社内の権力をもっているので、正論が通らず、反対意見は、でてこない。

会社の会議は、論議する場ではなく、伝達の場、その組織の思いだけを伝える場なのである。
先日、スズキ、マツダの検査不正も、結局その組織のトップが、問題にしなければ、うやむやなる。だれも、検査NGを声高に叫べないのだ。


愛想笑いをしている自分の嫌悪

偉そうなこという私も、会議の場では、反論しない。30年の会社生活の経験から、言っても無駄なことがわかっている。
私は、このような非生産的な会議を、早く終わって欲しいので、組織のトップの思いつきに、愛想笑いとして、頷いている。
日本ボクシング連盟の取り巻きの理事と同じである。愛想笑いをする自分に自己嫌悪している。

まとめ

山根元会長の事件は、日本の体質である。日本のどの組織も、まったく同じである。組織のトップにたつものが、愚かだと、今回のような結末となる。
次の総裁選で、安倍さんが再選され、一強の時代が続き、また、思いつきで、国民が振り回されると思うと、愛想笑いを知ている場合ではない。


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