韓国で、地下鉄の大きな事故がありました。
240名の方がケガをされているとの報道ですね。
韓国では、立て続けに大きな事故があり、ショックでしょう。
韓国の地下鉄は、ICT化が進んでいると聞いていた。自動でブレーキをかけるシステムはあるはずだが、何かの故障でしょうか。
自動という言葉には、絶対がない。「まさか」ということが、起こる。その可能性まで、含めて対策を打つ必要がある。FMEAなどが良い例だ。その「まさか」へダブル、トリプルの対策をすべきであるが、それを阻むのは、コストでしょう。
旅客船「セウォル号」の沈没事故も、過積載の原因は、やはり、コストだ。コストと安全どちらを取るか、当たり前だが、安全である。その当たり前の判断ができない企業が、問題を起こす。
これらの事件は、氷山の一角であり、コスト優先で成り立っているものが、世の中には、たくせんある。安いということの、裏には、安全が置き去りになっていないか。利用する側である我々も、よく考える必要がある。
最後の世界には、絶対安全は、ないことも、理解しておく必要があることも忘れずにいたい。