彼とは、1995年に、「フローフォーミング」という技術導入の仕事に携わった。あの時は、苦しかった。
・初めての技術で、手探り状態だった、トラブル続き
・納期が短かった
・言葉の壁(ドイツから技術導入)
そして、何より、うまくいく見通しがみえなかった。
12月28日、年末休暇の前日、設備の前で、部品を見ながら、俺は、どうなるのだろう。頭を抱え、正月三が日、寝込んだのを覚えている。
その後、一緒に悩み、一緒に泣いた、仲間だった。
あの後は、わたしは、別のプロジェクトで、抜けてしまい、彼には、迷惑をかけてしまった。
転職先は、あのとき、苦労したフローフォーミングの設備を国内で扱うメーカーだ。あのときの苦労が、次のステップに役に立ったいる。
私も、4月から、子会社への出向となる。残った数年の会社人生を、彼に負けないように過ごそう。
フローフォーミング成形図 |