今年にはいってからの株の暴落で、老後資金の運用をどうするべきか、頭を悩ませている人も多いかと思う。
そういえば、先日、「年金、5兆円損失の見通し」とのニュースの報道があったのである。2014年から、GPIFの運用基準変更により、2014年は、15兆円ぐらいの利益があり、運用基準を変えたことは、いいことだ・・・みたいに思った人も多い。しかし、そもそも、年金をリスクが高いものに投資するのは、どうかなとは不安に思っていたのである。案の定、5兆円の損失である。
これから、年金は、どうなっていくのだろうか?年金がなくなるとは思えないが、最悪は、払い込んだ保険料すら、回収できないことになりかねないのである。
年金を老後の収入にカウントすることが、できない時代になってきた。それだけ、退職する前に、老後の蓄えが必要になる。だから、1億円の文字が、週刊誌などに踊る。あながちウソではないのである。
1億円の老後の蓄えをどうするか。資産運用も、この株には、期待できそうもないから、不動産、これもあぶなそう。ならば、いっそ、起業はどうか。どれも、うまくいきそうもないのである。
仙人のように、霞を食べて生きるように、出金を減らして、老後資金の1億円をどれだけ、圧縮できるかを考えること、いかに現役を続けていくかの2本だてが正しい老後計画なのではないか。