【映画評】イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 (2014)

【監督】モルテン・ティルドゥム
【出演】ベネディクト・カンバーバッチ / キーラ・ナイトレイ / マシュー・グード / ロリー・キニア / アレン・リーチ / マシュー・ビアード / チャールズ・ダンス / マーク・ストロング


★★★☆ [70点]「天才の孤独・・普通ではいけない人達」

「エニグマ」の暗号解析をなしとげた天才数学者の話である。
主人公である、アラン・チューリング は、 ベネディクト・カンバーバッチである。
彼は、シャーロック・ホームズ役や、最近では、ドクターストレンジ役に出演、演技役者である。
 チューリングは、天才だが、人間的には欠点がある。とてもチーム活動などできる人ではなかったが、ジョーンを通して、チームの大切さを理解し、チームとして、この偉業を達成した。
 チューニングの秘密は、同性愛、この時代は、同性愛は、犯罪であった。これが、彼の人生に影を落とすのである。
 彼は、理論的に、暗号を説き、たくさんの人を救ったが、歴史に名を刻むのは、後世になってからである。(同性愛が、わいせつ罪に当たるため)

 映画の中で、「時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる」という言葉が出て来る。だれでも、偉業を達成するチャンスはあるということだろう。
私は、同性愛のくだりは、あまり好きではなかったが、事実なのだから仕方がないだろう。チームが一つの目標に対して、向かっていき、最後は、それを達成するというストーリは、観ていてスカッとするのだ。
 おすすめな映画である。

Posted by OILY_BOY on 2017/02/12 with ぴあ映画生活
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