【映画評】アンノウン

アンノウンアンノウン (2011)

【監督】ジャウマ・コレット=セラ
【出演】リーアム・ニーソン / ダイアン・クルーガー / ジャニュアリー・ジョーンズ / エイダン・クイン / ブルーノ・ガンツ / フランク・ランジェラ


★★★★ [80点]「自分は何者か?身分証がキーポイント」

昏睡状態から目覚めた主人公が、自分の名前や家族などアイデンティティのすべてを他人に奪われていることを知り、人生を取り戻そうと奮闘する。予測不可能な緊迫したストーリー展開に加えて、アクションも満載。

身分証がないと、誰も信じてくれない。主人公は、身分証を入れたカバンを置き忘れる。

ストーリーは、ここから始まるのだ。自分の名を語るものがいるが、自分を証明するものがない。苛立つが、どうしょうもない。

命を狙われる。

きっとその裏には、何かがある。

自分は、何者なのか?

命を救ってくれた移民のタクシードライバーの協力で、なぞの組織に立ち向かう。

ラストは、どんでん返し。

正規に働くためには、身分証が必要、その身分証を得るために、不法移民は、働く。
ドイツの移民問題も、感じられる、現実感のある作品だ。

主人公、タクシードライバーとも、身分証がないがラストはどうなったかもお楽しみ。

とても面白かった。


Posted by OILY_BOY on 2017/02/26 with ぴあ映画生活
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