健康寿命を日本が世界一だ

介護の必要がなく、健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」について、男女ともに日本が世界で最も長いとする研究結果をアメリカの大学の研究チームが発表しました。
これはアメリカのワシントン大学などの研究チームが発表したもので、イギリスの医学雑誌「ランセット」の電子版に27日、掲載されました。
研究チームは、病気やけがなどによる介護の必要がなく、健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」について、1990年からおととしまでの世界188の国と地域のデータを分析しました。
その結果、日本は、おととしの時点で、男性が71.11歳、女性が75.56歳となり、男女ともに世界で最も長いことが分かったということです。(NHKNewswebより) 
健康寿命、日本が、男女とも、世界一だ。
これは、喜ばしいことだ。
平均寿命が伸びることより、こちらが伸びることの方が、絶対いい。

今日、会社で、「60歳の定年後、健康寿命が、10年ぐらいしか残っていない。自分が自由に過ごせる、時間は、10年か、短いな」という話をちょうどしてた。
これからは、65歳定年・・・、元気な老後は、さらに短く、5年間だけとなる。
「短か!!」

ラジオでは、オリンピックを成功させるため、新国立競技場に、お金をかけるのではなく、国民の健康寿命を延ばすことに、お金をかけたらどうかという提案をしていた。なるほど、面白いなと感じた。その裏には、2020年までに、健康寿命を伸ばす政策を本気に取り組まないと、将来、社会保障の仕組みが破綻する。オリンピックの浮かれている場合ではないそうだ。

体中にチューブで繋がれてまでも、長生きしたくないのは、だれもが思っているだろう。健康寿命を伸ばすことが、日本の次の課題だろう。


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