3・11 5年前を振り返る

3・11 東日本大震災から、5年がたった。

当時、私は、会社を休んで、図書館にいた。

館内には、「本棚から離れていください!」との放送がはいるが、本が落ちるわけもなく、大きな被害はなかった。

このときは、この地震では、大したことないというのが、わたしの感想である。

図書館は、臨時閉館となり、外へ、放り出された。

震源地に近い、東北の津波の被害は、甚大であったことを知るのは、翌日のことだった。

しばらくすると、計画停電が始まった。

実際、計画停電が、行われたのは、3回程度だ。

会社は、計画停電に合わせて、不規則な勤務時間になった。

計画停電中は、信号機も消える。

街中の電気が一斉にきえるのである。

さながら、ゴーストタウンとなった。

計画停電だけでなく、電気の節約ということで、看板の電気が消えた。

それでなくても、シャッター通りといわれている商店街が、さらに活気がなくなったのを覚えている。

復興には、お金がかかる。

今日、閣議で、2020年までの6.5兆円の復興財源が決まったようだ。

復興には、税金は、天井しらずなのかもしれない。

だれも、反対しないだろう。

かたや、原発問題は、いっこうに片付かないなか、原発の再稼働は、粛々と進む。

ちぐはぐな、復興の5年間のような気がする。

ここ5年間で、私自身でも、いろいろなことが、起こった。

仕事が、変わり、会社が、変わり・・、この5年間は、長い5年間であった。
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