プレミアムフライデー失敗の理由 https://t.co/aJkODDpdrf— オイリーボーイ (@OILY_BOY) 2017年5月12日
今日、突然、今月から、「プレミアムフライデー」(PF)を開始するという展開があったのだ。
内容は、
1.月の内、1日だけ15時に仕事を終える。
2.PFを実行するに当たり、仕事の効率で取り組んだ内容を報告する。
3.PFを取って、15時に仕事を終えた後、どのような有効活用(クオリティー・オブ・ライフ)したかを報告する。
ということだ。
月に一度ぐらい、”早く仕事を上がりましょうか”ぐらいのPFが、逆に、仕事を増やしているのだ。
PFは、毎月の最終金曜日のはずが、どこでもいいとは、PFでもなんでもないのだ。
15時以降のプライベートタイムを報告するとは、これを、考えて展開した部長さんは、まさに、会社の意向を「忖度」したのです。
などツッコミどころ満載なのだ。
毎日、定時退社で、残業をさせてもらえていない人もいる。
この方々は、普段の日に2時間残業をして、PFの日に、2時間早く帰宅する。
これって、フレックスと変わらない。
派遣さんは、単純に月の勤務時間が2時間カットされるだけ。
プレミアムフライデーは、失敗の兆しが見えている。
この手の活動は、「毎週金曜日は定時の日」などと、人事部が設定して開始するが、定着せず、形骸するのを見てきた。
そもそも、毎日が、定時である、残業がおかしいという発想だろう。日本では、無理だろう。なにせ、勤労は美徳というお国だから。
私の対応は、PFで、2時間、早く上がるくらいなら、PFの日は、午後から、半休を取ろうか。その方が、ずっといいのである。