身近に「早期リタイア」した人が皆無なのだ

早期リタイア


定年前にリタイアしたいが、わたしの周りには、早期リタイアした人がいない。
反対に、60歳過ぎでも、そのまま仕事を続ける人ばかりだ。
55歳を過ぎて、夫婦で生涯困らないほど、貯めこんでいても、まだ、共働きとは、恐れ入る。
60で定年で辞める人になぜ辞めるなんて、真顔で聞いている人ばかり。
早期リタイアなどを考えている人は、皆無なのだ。

なぜ、早期リタイアか


時間は、有限である。
いつまでも、生きているわけでもない。
健康でいられる時間のは、70歳ぐらいだ。
60歳で定年退職したら、10年しかないのである。

やっぱりお金の心配


結局、お金なのだろうか。
リタイアブログなどでは、「たった◯◯万円で、リタイア」などという記事を読む。
おれにもできそうと思ったりする。

Aさんに提示された年金見込み額は月額約18万円。65歳以降は年金から介護保険や税金が天引きされるので、実際の振込額は月額15万~16万円程度になるのではないかとのこと。結婚以来専業主婦であった妻の年金と合わせて「月30万円くらいあれば十分暮らせるね」と夫婦で話していたのが目論見を大きく下回った。
「結局、国は65歳を過ぎても働け……と言っているのか?」。年金事務所を訪れた1週間後、Aさんは再就職先を探しにハローワークを訪れた。「いろいろ調べてみたけれど、65歳を過ぎるといい求人はないね」と寂しそうに笑った。(by 東洋経済 2016/6/15)
今の世の中、60歳で定年どころではなく、一生働かないと、生きていけない。
だから、早期リタイアなど、皆無なのだ。
最後は、お金か。



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