年金支給は、70歳以上では十分ではない

年金の支給開始年齢は「70歳以上」で十分だ」という記事が、東洋経済ONLIENに出ていた。

 70歳以上で十分だというより、70歳以上でないと、年金が支払えないということだろう。年金制度が、破綻するのであって、十分だという言い方ではない。

 問題は、70歳までの収入をどうやって維持するかである。
先日、再雇用後の賃金が下がるのは、合憲だという判決がでた。60歳を過ぎてからの雇用環境は、とても悪い。

 年金支給開始年齢を70歳以上にするまえに、まず、60歳以上の雇用環境を整える必要がある。賃金レベルを50歳を過ぎてから、徐々に下げていき、70歳からは、年金だけで生活できるような仕組みがいい。もちろん、賃金の下がるのと合わせて、業務の責任もどうように下がる。後進に後を譲るというわけだ。

 年金だけで、老後を暮らせるようになれば、楽しみを先送りしなくていいわけだ。稼いだお金は、消費に回る、景気がよくなるだろう。

 後半は、夢物語、実際は、60歳以上は、仕事もなく、あっても、月10万円も稼げず、年金も支給されない。生活保護に頼るような時代になるだろう。


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