「年金制度改革法案可決」年金は減るのだろうか

年金問題は、我々の世代では、もっとも関心のあることだ。
年金制度改革法が、参議院で承認可決されました。
年金カット法案などと言われているが、いまさらながらどんな内容か。
具体的には、下記5つ

  • 短時間労働者への被用者保険の適用拡大の促進
  • 国民年金第1号被保険者の産前産後期間の保険料の免除
  • 年金額の改定ルールの見直し
  • 年金積立金管理運用独立行政法人の組織等の見直し
  • 日本年金機構の国庫納付規定の整備
年金額の改定ルールの見直しが、年金カット法案と言われている理由である。この中身は、なんだろうか。
一つ目は、マクロ経済スライドの強化、「キャリーオーバー」といい、本来下がるべき年金がさがらなかったものを下げるということ。
二つ目は、現役世代の賃金が下がれば、それに合わせて、年金も下がるということ。
ちょっと考えれば、当たり前のようなことだが、今と比べると、年金支給額が下がるのである。

老後破産へ向けてのリスクが高まった。年金の支給額は、間違いなく減額される。
今からできる準備は2つだ。
  1. 定期的にお金が入るしくみをつくる
  2. 老後資産をできるだけ増やす
いままで以上にこの2つを考える必要がある。
それにしても、長生きは、リスクといわず、前向きにとらえたいものである。
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