取ってはだめな「がん」もあるか


「手術をしなければ、あと1~2年は元気に仕事ができたかもしれない」
その後に行った3度目の手術では3㎏もの内臓を摘出。さらに術後は猛烈な痛みと抗がん剤による副作用に襲われた。そして手術から、わずか3ヵ月あまりで帰らぬ人に……結果として、1回目の手術が死期を早める原因になってしまった。

結果論かもしれないが、手術が、死期を早めることもある。
がんの進行の程度により、がんからの生還は、あきらめて、がんと付き合っていく。
そして、穏やかな人生を終えることも考える必要がある。

また、病気に対する情報を集め、理解して、医者に遠慮せず、積極的に、セカンドオピニオンを活用すべきである。
なぜならば、自分の命だからである。

日本人は、先生とつくと、なかなか、物言えないところもある。
わたしも、変なことを言っては、診てもらえないんでは・・・。
といらぬことを考える。

治療は、納得して、受けることが必要だろう。
歳をとれば、最後は、がんで亡くなっていくのだから、その時の心づもりは今からしておいたほうがいいのだろう。
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