政府に抗議するだけで命がけとは

リオデジャネイロ・オリンピックの男子マラソンで、銀メダルを獲得したフェイサ・リレサ(エチオピア)の「抗議のバツ印」が、世界中で話題になった。自らの部族であるオロモ族を弾圧している母国エチオピアの政府に対する、命がけの抗議だった。

多民族国家では、国の中枢にいる民族が、他の民族を不当に弾圧することはよくある。21世紀になっても、まだ続いているのか。
国境というものを、勝手に線を引いた結果、言葉や習慣の違う人たちが、ムリに集まる。
人には、「欲」があるから、自分たちと違う人々を、排除する方向に進む。

現政権に、抗議するだけで、命をかけなければならないとは、悲しすぎるが、これが現実なのである。
SNSで、現政権に対して、抗議しても、命が、取られない日本に住んでいられるだけ、幸せなんだ。差し迫って生命の危険を感じずに、普通に生きていけることを、大変なことなんだと思った次第です。

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