OECD Better Life indexで、日本とノルウエーを比較してみたのだ。
日本 | ノルウエー | |
家 | 5.2 | 7.5 |
収入 | 5.7 | 4.2 |
仕事 | 7.9 | 9.0 |
地域社会 | 6.7 | 7.7 |
教育 | 7.6 | 7.3 |
環境 | 6.7 | 10.0 |
市民参加 | 1.5 | 5.5 |
健康 | 5.0 | 8.5 |
生活満足 | 3.7 | 10.0 |
安全 | 8.0 | 9.8 |
ワークライフバランス | 5.4 | 8.7 |
平均 | 5.8 | 8.0 |
3ポイント以上負けているが、
家・環境・市民参加・健康・生活満足・ワークバランス
である。
特に、市民参加と生活満足は最悪である。
ぶつぶつ小言を言うばかりで、自ら社会をよくしようとせず、結果、生活満足度が低いという日本人の特徴だろうか。
自ら選択し、結果に納得すれば、幸福度は、上がってくる。
キーワードは、「市民参加」だ。
幸福度ランキング、日本は51位 https://t.co/ZjuJmLPilt— オイリーボーイ (@OILY_BOY) 2017年3月21日
155の国と地域を対象に「今の生活がどのくらい幸せか」という質問を行い、直近の3年間で得られた回答を元にランキング化したもの
上位4位はノルウェー、デンマーク、アイスランド、スウェーデンとなっている。この4カ国では、「福祉、自由、寛容、誠実、健康、収入、良き統治」といった幸福度を支える主な要因全てでランク入りしている。
ドイツは16位、英国は19位、フランスは31位、米国は1ランク下がって14位だった。日本は51位、シンガポールが26位、タイが32位、台湾が33位などとなった。日本の幸福度は、以外にも高くないのある。
健康、収入などでは、上位に入るのだろうが、福祉、自由、良き統治などでは、きっと低い評価なんだろう。
そもそも、日本政府が、国民の幸福度を考えているか怪しいのである。
残業時間、ゼロを目指すのが正論なのに、残業時間100時間の枠を設定する。
健康より、収入を優先、福祉より経済を優先する。
良き統治とは、ほど遠いのかもしれない。
価値観は、国民によって多少違いはあるが、幸福度の高いトップ3の国々から何かを学べるのではないだろうか。