労働白書「生涯現役社会」を目指す、いよいよ一生働き続ける社会か


ことしの厚生労働白書は「人口の高齢化を乗り越える社会モデル」を主なテーマにしています。
それによりますと、日本の「高齢化率」は2060年には39.9%と、65歳以上の人口がおよそ2.5人に1人になる見通しで、世界に類を見ないスピードで高齢化が進んでいるとしています。

老後のキーワードは、「生涯現役」である。
定年ことばは、なくなり、一生働き続けるという、社会を日本は、目指していく。

これで、一気に年金問題は、片付く。
われわれも、年金保険料を毎月払い込む必要がなくなり、老後の蓄えとしての貯金が不要となる。
個人消費が伸びて、一気に景気が浮上する。

一生働き続ける社会となれば、老後の問題は、一気に片付く。

ほんとだろうか?
生涯現役なんぞ、実現可能ななのか。


労働白書では、

  • 生涯現役支援窓口
  • シルバー人材センターの「臨・短・軽」要件の緩和(高齢法関係)
  • 高年齢者雇用安定助成金

が提案されているが・・・。

50代、60代は

  • 再就職の難しさ。
  • 年齢によるボーダーライン30歳過ぎでは求人募集が減る。
  • どんどんカットされる給与。
こんな状況の中では、すべての働き続ける意思のある方が、仕事を続けることができる社会が実現するだろか。

国の更なるテコ入れを期待するのである。







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