世界の平均寿命は伸びて、不健康な状態が増加、ピンコロ」を願うばかり

世界の平均寿命は、大幅に伸びているようだ。

世界の平均寿命は、1980年以降に10年増となる急速な伸びを示していることが、6日に発表された国際保健の包括的な概観報告書で明らかになった。 2015年の平均寿命は男性で69歳、女性で75歳近くになったという。(byAFP)
日本人は、その中でも、群を抜いている。
それは、幸せなことだろうか。
ランセット誌に同時掲載された解説記事で「寿命が伸びるにつれて、非伝染性疾病の負担が、治療の不随コストとともに増大している」と指摘する。
がん、冠動脈疾患、肝硬変、アルツハイマー病など、増加傾向にある非伝染性疾病の多くは、加齢に関連するものだ。(byAFP)
皮肉なことに、寿命が伸びても、それに伴って体の不調を訴える不健康な状態での時間が増えていることを、100ページに及ぶ今回の報告書は明らかにした。(byAFP)
昔は、がんになる前に、寿命が尽きた。
加齢による疾病で、人生の最後を、体調が悪いと言って過ごさなければならない。

不老不死は、人類の夢である。
寿命を1日でも伸ばそうという努力をする。
最後に、病院で、体にチューブにつながれて、死をむかえる。

こうなると、「ピンコロ」と呼んでいる「突然死」を迎えたいと願うばかりである。

そう言えば、長野県の佐久市にできたピンコロ地蔵がある。
お地蔵さんの名前は、健康のまま天寿を全うする意味の“健康で長生きし(ぴんぴん)寝込まず楽に大往生する(ころ)”をヒントに命名されました。

お参りしてみようか?


スポンサーリンク