電通新入社員の自殺、自らうつ気味あったことを想い出す

過労による自殺、「電通新入社員」、昨年のクリスマスに命をたった。

高橋さんは昨年4月に入社し、インターネット広告を担当。試用期間だった9月末まで残業は「遅くとも午後10時まで」と決められていたが、10月以降は業務が大幅に増加し、12月25日に東京都内の社宅から投身自殺した。労基署は11月上旬にうつ病を発症し、業務をこなすのに多くの労力が必要な状態になっていたと判断した。
試用期間が、「遅くても10時まで」とは、びっくりだ。
残業前提の業務とは・・。
遺族代理人の川人博弁護士によると、電通は、社員本人が作成する「勤務状況報告表」の時間外労働が月70時間を超えないよう指導していた。高橋さんは10月に「69.9時間」、11月に「69.5時間」と記載した。
70時間を超えないように、サービス残業の後が見られる。
これも、三六協定の弊害だろうか。
残業ありきの労働環境、周りもみな等しく残業をしている姿が目に浮かぶ。

自らも、うつになりかけたことがある。
出勤できなくなった。
会社の駐車場の車から出られず、半日、過ごしたことも何回かある。
仕事をやめる日、Xデーを決めて、それでも、会社へ行った。
先送りというやつだ。
そのまま過ごしていたら、私も、本格的なうつ病になっただろう。

私が、ラッキーだったのは、仕事が大幅に変わったことだ。
会社が、私を見限り、窓際に追い出した。
このことは、私にとっては、渡りに船だった。
やりがいは、なくなったが、日々のストレスが、減った。
残業時間は、ほぼゼロ時間となった。
収入へ減った。
それでも、いい。

窓際的な仕事であるが、もう少し、仕事を続けていく。
後1年から2年し、世の中のタイミングを見ながら、リタイアしたいと考えてる。

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