「あくせく働かない」それができれば苦労しないさ



 私は、お金目当てに自分の自由時間をすべて失うほど、あくせく働くことは止めた方がいいと思っている。もちろん、お金に縛られないために、最低限生活できる程度のお金を稼ぐことは重要だ。かといって、嫌な思いまでして働く必要はないだろう。ほどほど稼いで、後は好きなことをやるのが一番いいのではないか。たとえば、年間生活費の3年分、1000万円程度のお金を持っていれば、暮らし方の工夫次第で困ることはないはずだ。(森永さん) 


毎日が日曜は、過去のこと

60歳で、定年退職となり、「毎日が日曜日」となるかと思えば、65歳へ年金支給引き上がられた。自動的に、5年間、追加で労働をしなければならなくなった。先日のニュースでは、政府は、70歳以降の年金受取りができるようにするという。これは、将来は、70歳への年金支給年齢の布石なのだろうか。
また、平均受給額は国民年金が5万5157円、厚生年金が14万5305円である。この先、さらに減額されるカノ性もある。
年金に対する不安を、だれもが持っている。年金がだめならば、自助努力で、お金を貯めることができればいいが・・・。


貯蓄ゼロが3割の時代

今の時代は、貯蓄ゼロが3割もいる。年間生活費3年分の1000万円など持ってはいない。年間生活費と年間の年金受給額の差は、埋めるだけの貯金が、準備できていない人が、最低でも、3割いるのである。

したがって、稼ぐことで、やっと最低限の生活を確保できるのだ。「嫌なら、やめる」という選択は、できない。安倍さんに言われなくても、嫌々、「生涯現役」なのです。

まとめ

「定年」制度とは、考えてみれば、終身雇用制度とセットで、戦後定着してきたものです。職人に定年がないように、サラリーマンにも、定年がなくなるが、スキルを身に着けていないだけ、仕事を続けていくには、厳しい時代になったのです。





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