何故か気になる、お隣さん(同僚)の貯蓄額



お隣さんは、いくら貯金があるのか?普段から、貯蓄額の話しをしないので、わからない。先日、テレビの番組では、日本人の平均貯蓄額は、420万円と言っていた。その時の解説者(池上さん)は、これは、平均値だから、中央値は異なると言っていた。

平均値で考える

平均値が、必ずしも、あるグループの代表値ではない。
たとえば、貯蓄額が、

200万円 300万円 2000万円の3名のグループ

平均貯蓄額は、2500万円÷3人=833万円である。このグループは、貯蓄額が、日本の平均の2倍以上もあって、裕福だといえるだろうか。

中央値で考える

先のグループの中央値を考える。中央値とは、有限個のデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値(Wikipediaより)である。

つまり、 200万円 300万円 2000万円と並べたとき、中央の位置する値は、300万円である。したがって、中央値は、300万円となる。

数字をうのみにしない

平均値でものを考えないこと、ばらつきに偏りがある場合には、代表する値にならないのだ。貯蓄のように一部に富が偏っている場合には、全体が押し上げられてしまう。マスコミ報道の数字は、よく注意した方がよいである。
みんなが言っているみんなとは、よく調べると、一人二人の声の大きな人が言っているに過ぎないことが、日常よくあるんのです。

隣の人の貯蓄

今まで、述べたように、マスコミ報道の貯蓄額は、あまり当てにならないのだ。マスコミが報道する平均値を参考にすべきではない。
結局、お隣さんの貯蓄額は、あなたと大差がないのです。
なぜならば、日本の会社の給与の格差は、それほど大きくない。どうだろうか、ひと安心したのではないだろうか。



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