自然の脅威を感じるととも、我々は、地球に生かされていることを痛感するのである。
さて、今日の話題は、「定年退職」です。
窓際さん
午後、シュレッターのそばに立って、書類を処理している人がいた。顔を見ると、近々、退職をする元部長さんだった。部長職を降りてから、仕事の責任と仕事の量が減り、社内での発言を少なくなっていた。ここ1年から2年は、目立った仕事をしていないように見えた。もう、死語になっているかもしれませんが、窓際さんになっていた。そう言う私も、もちろん、窓際さんになって4年と、歳は下だが、窓際さんの先輩だ。退職直前の仕事
いよいよ、退職が近づき・・、と言っても、社内では、まだ、オープンにされていないので、殆どの人は、知らないことだ。1日じゅう、シュレッターの前に立っていると、気づく人もいるか、いや、だれも関心がないかも。「大変ですね」、試しに声をかけてみると、
「書類がたまっちゃって、5Sだよ、5Sだよ。」笑っていた。
「手伝いいましょうか」
と言って、しばらく、シュレッターの前で、黙って二人で、またしばらく、作業をしていると。
「今月でやめるんだ」とポツッと言った。
反射的に、「お疲れ様です。」と言って、また、作業に入る。
それにしても、すごい量だ。