【映画評】しあわせのパン

しあわせのパンしあわせのパン (2011)

【監督】三島有紀子
【出演】原田知世 / 大泉洋 / 森カンナ / 平岡祐太 / 光石研 / 八木優希 / 中村嘉葎雄 / 渡辺美佐子 / 中村靖日 / 池谷のぶえ / 本多力 / あがた森魚 / 余貴美子


★★★☆ [70点]「ほっとするな」

北海道を舞台にした、3つのショートストーリー型式の映画である。

 1つめは、沖縄へ旅行するはずだったOLが、理由があって、北海道に来る。マーニー(喫茶&パン&ペンション)のスズシマ夫妻とのつながりを通して、OLが本当に幸せに気がつく。ちょっとしたラブストーリーである。

 2つめは、離婚した父と娘の話。母と暮らしていたころは、楽しかった。もう戻れない。父と前を向いて歩いていこうとという話。

 3つめは、心中しにきた老夫婦。お米しか食べない妻が、パンを食べておいしいという。人は、いくつになっても、変われるということに気がつき、お互い支え合って生きていくという話。

 どの話も、「ほっこり」とする話である。


3つの出来事を通して、ミズシマ夫妻が、探しものは、身近にあることに気づく。
  シーンの中で、食べられている、パンがおいしそうでした。


Posted by OILY_BOY on 2017/04/02 with ぴあ映画生活
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