高齢者1人を現役世代1.3人で支える時代「超高齢化社会」の到来


この記事によれば、

48年後、日本の人口は8808万人、そしてその4割が65歳以上の高齢者になるという驚くべき推計が公表された。厚労省の国立社会保障・人口問題研究所が公表した『日本の将来推計人口』によると、2065年の日本の平均寿命は男性84.95歳・女性が91.35歳、65歳以上が3381万人と、全人口の38.4%にもなるという。一方で"現役世代"とも言われる15歳から64歳は2015年の7728万人から2065年には4529万人と、4割以上減少するとしている。高齢者1人を現役世代1.3人が支える「超高齢化社会」が出現する。
とのこと。

 現役世代は、15歳から64歳としても、高齢者1人を1人で支える時代がくる。(いつから・・日本は、64歳まで現役となったのだろうか)

現在のシステムでは、成立しないことは、明らかである。

 では、単純に、現役世代を64歳から70歳、75歳というながとなり、「生涯現役」ということになるのだろうか。

会社は、60歳で、定年退職、その後は、嘱託として雇用し続ける。契約は、6ヶ月更新で、賃金は、退職前には、半分程度で、仕事の内容は、退職前とほとんど変わらず。

これが、サラリーマンの「生涯現役」の姿だ。

会社にとっては都合がいい、能力のない人は、いままで異なる業務につけて、やめさせる方向に持っていく。片や、能力のある人は、やすく継続雇用できるのだ。
 定年後、事務職の人が、現場作業について、仕事についていけず、自ら契約更新を断った例がある。
65歳過ぎの人が、できる仕事が、退職した会社に、ないことも、「生涯現役」が難しい原因である。

簡単に、「生涯現役」が成立しない社会にあって、50代から、60歳以降、今の自分の仕事は、続けられそうか。続けられないならば、60歳以降も続けられそうな、仕事への移る準備をしよう。
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