長生きはリスク、80前に、お金が切れる

先日、世界一長寿の方が、亡くなった。116歳で、1899年7月6日生まれ、19世紀、20世紀、21世紀と3世紀を生きたことになる。

 今の時代は、長生きのリスクだ。年金だけでは、食ってはいけないので、お金が続かないのである。お金が続くか、簡単なエクセルを使って計算できる。有名なソフトで、「逃げ切り計算機」というものがある。
現在の年齢56歳
現在の貯蓄額3000万円
年間利息0.02%
年金支給開始までの年間支出額200万円
年金受給開始後からの年間支出額200万円
年金受給開始年齢65歳
受給年金の月額8万円
年間インフレ率2%
受給年金額のインフレ連動「しない」
の条件でシミュレートします。
=>(利息0 支出200)=>57歳で2800万円=>(利息0 支出204)=>58歳で2597万円=>(利息0 支出208)=>59歳で2389万円=>(利息0 支出212)=>60歳で2177万円=>(利息0 支出216)=>61歳で1961万円=>(利息0 支出220)=>62歳で1740万円=>(利息0 支出225)=>63歳で1515万円=>(利息0 支出229)=>64歳で1286万円=>(利息0 支出234)=>65歳で1052万円【年金受給開始】=>(利息0 支出239 年金96)=>66歳で909万円=>(利息0 支出243 年金96)=>67歳で761万円=>(利息0 支出248 年金96)=>68歳で608万円=>(利息0 支出253 年金96)=>69歳で451万円=>(利息0 支出258 年金96)=>70歳で288万円=>(利息0 支出263 年金96)=>71歳で120万円=>(利息0 支出269 年金96)=>72歳で-52万円
試算の結果、あなたは、71歳までは生きられそうです
これを使って計算機を使えば、今手持ちのお金で、どこまで生きていけるかが計算できる。手持ちのお金+これから稼ぐお金をプラスすれば、もっと正確に計算できるだろう。
ここで、ポイントは、年間の自分の支出金額が、把握できていることだろう。ここが、わからない人は、スタート地点で、アウトである。つまり、生き残れないのである。

 なぜならば、使ったお金が、わからない人は、お金の節約など無縁なのである。お金の運用など無縁なのである。お話にならないのである。

 「宵越しのお金」を持たないというCMがあるが、それは、キリギリスの生活なのである。老後の支度のスタートは、手持ちのお金を把握することからはじめましょう。

<編集後記>
夕食は、すき家の「マーボーナス牛丼」を食べました。思いのほか、おいしかった。今日は、少し食べ過ぎだな。



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