定年後の賃金を下げるのは、違法なのか、うちは、3割カットだ。

定年後の再雇用制度というものがある。年金が支給されるまでの間、雇っていただけるというありがたい制度なのである。
わたしのところは、嘱託としての雇用となるので、ぐんと、賃金は、下がるのである。それが当然なのだと思っていたが、納得出来ない。それは、定年前後で、仕事が変わらないのだ。

 同じ仕事を続けていて、定年日の前後で、3割から4割賃金が下がる。それが、納得できない人は、60歳で、再雇用制度を利用せず、退職していく。

 こんな記事を読んだ。
  同じ業務で定年後再雇用、賃金差別は違法 東京地裁判決

佐々木宗啓裁判長は「業務の内容や責任が同じなのに賃金を下げるのは、労働契約法に反する」と認定。定年前の賃金規定を適用して差額分を支払うよう同社に命じた。
すごく、当たりまえのことだ。昨日と、業務をこなしていて、今日から、賃金半額は、ないだろう。

まだ、先の話だが、再雇用制度を利用するときに、人事担当者に、賃金を下げるのは、違法だと言ってみようか。どんな顔をするだろうか。やな奴ということで、そのまま首を切られたりして・・・。

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