「70代はまだまだ働ける。引退は80歳ぐらいになってから考えればいいと思う」。介護施設運営のケア21で介護スタッフとして働く鈴木洋氏(72)はこう話す。同社は2014年から定年制を廃止し、本人が希望すれば原則何歳になっても働ける人事制度を導入。現役最高齢は86歳の女性だ。(by Bloombreg)
将来、定年制が廃止されるのだろうか。
定年は、会社が決めるのではなく、本人が決める時代の到来か。
少子高齢化で若い労働者人口が減る中、日本企業は働き手不足を補う存在としてシニア人材の戦力化に動き始めた。高齢者にとっても、国の財源不足で年金支給開始年齢が60歳から65歳に段階的に引き上げられ、一般的な定年60歳以降も働きたいニーズは大きい。(by Bloombreg)
少子高齢化、働き手の不足と、年金の支給開始年齢がアップされて、生涯現役の社会的な環境が整い始めた。
あとは、本人の体調を含めたやる気だけだろう。
国の思惑に乗っている感もある。
政府は、企業に対し65歳までの雇用を確保するために「定年引き上げ」「定年廃止」「定年後も65歳まで継続雇用」のいずれかを実施するよう求めていた。さらに希望者全員にこれらの措置の適用を義務づける法律を導入、13年から施行した。(by Bloombreg)
嘱託社員として契約して、同じ仕事をするが、給与は、半分から三分の二まで下がる。
会社の中に同じ仕事をしていて、賃金が異なる、正規社員、派遣社員、契約社員の3パターンが存在して、マネジメントの難しさを感じる。
今後は、65歳までが、正規社員として、その後が契約社員として、というステップに以降していくのでしょうか。
一生働けと世の中を言っている。
良い時代か、悪い時代か。
自分にとってはどうか、まだ良くわからないのが現実だ。